BIツール・帳票作成・データベース(DB)検索ソフト/軽技Web

富士電機

「BIツールでデータ分析・活用」のニーズを紐解く!
背景から効果、ツールの役割まで

BIツールが注目される背景にある、データの重要性

BIツールとは、ビジネスの様々なシーンにおいて、データに基づいた意思決定や判断をおこなうために、必要なデータを抽出・加工・可視化し、データ分析やレポーティングをサポートするツールです。データの分析・活用が注目を集めるなか、BIツールの注目度も高まっています。
では、なぜ、「データ活用」がそこまで重要視されているのでしょうか?
まず、技術の進化により、IoTのセンサーデータや個人のWeb検索履歴など、これまでデータ化ができなかったものまで含め、膨大なデータ(ビッグデータ)を取得・保存できるようになったことが挙げられます。これらのデータは、「現代の石油」とも言われ、加工し、適切に活用することで、大きな価値を生むと期待されているのです。
もう1つ、少子高齢化を背景とした労働人口の減少から、業務効率化・生産性向上が喫緊の課題とされています。その解決策として、ベテランの経験や勘に頼った“職人”的な仕事の進め方から脱却し、データに基づいて、だれでも対応できるように業務を平準化することが求められています。
この2つの観点から、多くの企業で「データを、いかに活用するか」が今、重要なテーマとなっており、そのために、BIツールの導入・活用を進める企業が増えているのです。

「データ分析」と言っても、専門知識が必要なものから簡易的なものまで幅が広い

ひと言に「データ分析」と言っても、その幅は広く、内容によって分析対象のデータも、求められるスキルも大きく変わります。一般的に「データ分析」からイメージするものの1つに、ビッグデータを対象にAI・機械学習を用いて、予測や相関関係を導くものが挙げられます。こういったデータ分析は、高度な専門知識やスキルが求められるもの。使いやすさを謳ったツールも登場していますが、「どのデータをもとに、どの項目を予測するのか」「どの分析ロジックを用いて、分析するか」などを最終的に判断するのは、あくまでも“人”であり、一定の知識は欠かせません。こういったデータ分析をおこなうのは、社内でもごく一部の人に限られるでしょう。
しかし、「データ分析」はそれだけではなく、多くの方が日々の業務でおこなっているものです。例えば、営業実績から予算達成状況をデータで確認し、達成できなかった場合には、どこに原因があるのか。また、支店・部署ごとなどのデータや、商材ごとの売上推移を確認して、対策を練る……といった機会は、日常的にあるはずです。これもデータ分析の一種ですが、ここで必要なのは、高度な専門知識ではなく、だれもが簡単に利用できて、必要なデータにアクセスするためのツールです。
データ活用・分析のためのBIツールと言っても、必要なツールは用途によって異なります。多くの企業の場合、社員が幅広く利用することを考えるならば、必要なのは、「日常的なデータ分析をサポートするデータ活用の基盤としてのBIツール」と言えるでしょう。

Excelでも十分?BIツール導入は、“必須”とは限らない

BIツール導入にあたって、よく聞かれるのが、「Excelとどう違うのか。Excelではダメなのか」といった疑問です。まず、大前提として、Excelは表計算ソフトであり、イチから表を作成できる自由度の高さが特長です。罫線やグラフなどを利用することで、かなり自由に表やレポートを作成できるため、最終的に表としてデータを確認するだけならば、「Excelで十分」という結論もあるでしょう。最初の段階で「Excelから脱却する必要はあるのか」は、しっかりと検討したいところです。
一方、BIツールは、あらかじめ定義したフォーマットなどに沿ってデータを集計するところからがスタート。そこから、データに対してドリルダウン・ドリルスルーなどの機能を駆使して、現状把握や状況に対する原因究明、異常値の把握といった分析を主軸に置いています。
また、Excelとの違いとして、システムのデータベースやデータウェアハウス(DWH)など、データソースに直接接続してデータを取得する機能が用意されていることがあります。情報システム部門にデータ取得を依頼するといった手間をかけずに、「必要なデータを直接システムから取得する」「業務に必要なデータを自由に集計したり、CSVなどでダウンロードしたりする」といったことが可能に。だれもが簡単に必要なデータを取得できることは業務効率化につながります。

日常的なデータ分析をサポートする、データ活用の基盤としてのBIツール

BIツールも製品によって得意分野は異なりますが、多くの社員の日常業務における、データ分析を支援するデータ活用基盤としてお勧めしたいのが、富士電機が提供する「軽技Web」です。
軽技Webは、各種データベースやDWHに対して直接接続しデータを検索、必要なデータを自由に取得できるツールです。
また、Excelベースのレポート業務については、強力に効率化をサポート。あらかじめExcelのテンプレートを登録することで、必要なデータを入れたExcelレポートを簡単に作成でき、毎回データの取得・加工に手間をかける必要がなくなります。複数のシステムから、それぞれ必要なデータをCSVなどでダウンロードし、Excelでまとめるといったことが不要になり、ワンクリックで必要なExcelレポートを取得できます。
さらに、シンプルかつ使いやすいUIで、だれでも簡単に使えることが軽技Webの特長です。デジタル社会が到来し、企業にとってデータ活用は避けては通れないものとなるなか、データ活用・分析を社内で定着させるためにも、軽技Webのようなツールを基盤として活用するのは、有効な方法と言えるでしょう。

ユーザ業務の効率化を加速させるならBIツール「軽技Web」におまかせください!

軽技Webでは、業務のあり方を大きく変え(DX推進)、手間がかかっていた作業の効率化/自動化を実現し、生産性を高めることができます。データの有効活用を検討されている方、お悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧にご対応させていただきます。