Introduction example

製造業A社 様

背景と課題

生産管理システムの標準機能では、実現したいデータ活用は不可能。
莫大な開発費を投入しなければ、ユーザ要望の実現は困難だった。

夜間バッチが終わらない、経営に必要な情報が見られない…課題の多かった旧システム

特殊加工装置の研究・製造・サポートを手がけるA社では、サーバOSのサポート終了を機に、生産管理システムの更改、およびBIツール導入を検討していました。
それまでは、生産管理システムに対してVisual Basic(VB)を駆使したレポート・クエリのスクラッチ開発で、データ活用を行っていました。VBプログラムは1本あたりの開発工数が平均5人日かかるため、時間とコストの問題ですべてのユーザ要望を実現できていませんでした。
また、データマートに夜間バッチでデータ移行を行っていたため、仕掛在庫集計など経営に必要な情報がリアルタイムで見られないことや、バッチ処理時間が営業時間を圧迫するという運用上の問題も課題でした。
これらの課題解決手段として、BIツール導入を検討したのです。

誰でも使えて必要な情報活用を実現できる低コストなソリューションとして「軽技Web」を採用

生産管理システムには標準的な検索・レポート機能が搭載されていましたが、自社独自の業務ルールや業務フローには対応できません。システム導入は生産現場の業務に合わせて設計を行うので、独自の入力項目・画面やDB構造にならざるを得ません。そのため、汎用的なデータ活用を行おうと思うと標準機能では困難だったのです。カスタマイズ実装はコスト的に難しく、BIツールによる課題解決を狙いました。
ツール選定にあたっては、DBの“生データ”を直接参照して加工できることを条件としました。複数のツールを検討しましたが、グラフィカルな表示が優れていてもデータ参照などに制限があるものがほとんどでした。その中で、“生データ”を自由に加工できたのが「軽技Web」です。プロジェクトに参加する現場部門のメンバーも、「軽技Web」の操作感であれば簡単にレポート・クエリを開発できると感じました。リアルタイムでデータを参照でき、やりたいことが漏れなく実現できると確信し、導入を決めました。

解決と効果

様々な情報を簡単にレポート化、業務を大幅に効率化

1日がかりだった報告書もワンクリックで出力、月末の繁忙期でも定時で帰れるように

当時、開発プロジェクトは情報システム部門とユーザ部門の担当者が参画していました。「軽技Web」はITに詳しくないメンバーでも簡単に使いこなすことができたので、高い開発効率をもってレポート実装を進めることができました。
また、複雑な検索を可能とする機能も搭載しており、様々な種類のレポート実装を助けてくれました。例えば、サブクエリ機能。この機能のおかげで、BOMテーブルの部品ユニット情報の有効的活用に成功しています。別DBで管理する原価情報も「軽技Web」で参照することで、データ活用の幅が格段に広がりました。製品情報から人件費までを含んだ原価情報のドリルダウン閲覧や、担当者が1日がかりで作成していた複雑な月次原価報告書のワンクリック出力が実現できており、大幅な業務効率化につながっています。毎月締日の前は残業が続いていた事務部門も、定時で帰れるようになり、現場の働き方が大きく変わりました。「軽技Web」の導入効果は大きく、社員からも大変好評です。

様々な情報を簡単にレポート化、業務を大幅に効率化

取引先との納期連絡の効率化や、QRコード活用による在庫管理の合理化を実現

「軽技Web」の「Excelテンプレート」機能による定型レポート出力も様々な業務で利用しています。例えば、仕入先への納期確認です。これまでは、FAXで部品一覧を送付し、納品予定日を記入してもらい、FAX受信していました。そして受け取った担当者が、納品予定日を手作業でシステムに入力していましたが、これを「軽技Web」により効率化しました。
まず、「Excelテンプレート機能」を活用し、部品納期一覧を定型レポートとして出力します。このExcelファイルはマクロで自動的に仕入先へメール送信されます。
仕入先の担当者はExcelファイルに納品予定日を入力し、メールにて返送。受け取った担当者がそのExcelファイルを生産管理システムにアップロードすることで納品予定日が反映される仕組みを構築しました。これにより、システムへの入力業務がなくなり業務効率が大幅に向上しました。さらに、手入力による人的ミスもなくなりました。

フローの自動化により、入力ミスも手間も削減

倉庫における部品在庫管理には、「軽技Web」と帳票作成ツール「風神レポート」を連携し、対応しています。倉庫内の“場所”と“物”にそれぞれQRコードを発行し、部品在庫の最適数量と適材適所を管理する仕組みを構築しました。部品が届く・配置する・利用するなど、各タイミングでQRコードをスキャンすることによって、すべての在庫の状況を確実に管理できるようになりました。QRコードで場所と位置を一致させるので、部品が工場内で紛失してしまうこともなくなりました。これまで、在庫評価額5~10億円で管理する中で、棚卸時の金額誤差は1000万円前後であれば問題なしとされていましたが、今では誤差が1%未満、10万円台におさえられています。

「軽技Web」導入で各現場部門のデータ・レポート要望はすべて実現し、驚くほどの効率化に成功しました。ただし、どんなシステムであっても、ユーザー仕様まとめの難易度は変わりませんので、まとめる能力を高めて、今後も、さらなるデータ活用で現場業務の効率化を進めていきたいと考えています。

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