
「データ可視化」は想像以上に幅が広い。日常業務におけるデータ活用までカバーするツールとは
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ビジネスにおいてデータ活用の重要度がますます高まっていますが、そのためにまず必要とされるのが、「人がデータを分かりやすい形に整える」データの可視化です。誰でも簡単にデータを活用できることをコンセプトに、様々なデータ可視化を実現する「軽技Web」から、サーバーレスでより手軽に利用できるクラウドサービス「軽技Web Cloud」が新たに登場しました。軽技Web Cloudでどうデータ可視化を実現するのか、詳しく解説します。
「データ可視化」とは何か?ダッシュボードだけではない、可視化ニーズ
データ可視化というと、ダッシュボード上のグラフなどのイメージが強くありますが、決してそれだけではありません。例えば、必要な情報を一覧としてまとめたものや、集計表などもデータ可視化の一種です。
データ可視化にはその対象や目的にかなり幅があります。経営層向けにKPIなどをまとめたダッシュボードのほか、「チェック業務用に、閾値を超えたデータをアラート表示する」「発注リスト上で、発注漏れのあるデータを赤で表示する」なども可視化と言えます。日々の業務で、必要なデータを必要な形で可視化できれば、業務効率化にもつながります。
それを実現するツールとして注目されてきたのが、クラウド型のBIツールです。比較的手軽に導入でき、セルフサービス型で現場ユーザでも利用できることを謳っており、導入した企業も多く見られましたが、実際は思ったほどの柔軟性がないケースも少なくありません。
なかでも課題になるのが、「必要なデータを思ったように見れない」ことです。GoogleやOracleなどが提供するツールでは、基本的に同じクラウド環境にあるデータしか参照できません。SaaS型BIの場合、多くのサービスはデータをSaaS型BI側に持たせる(データベースを構築する)必要があり、対象データや転送方法などの要件定義・SIから行うことになり、ハードルが一気に上がります。その結果、BIツールで見られるデータが限定され、ユーザのニーズに応えきれないケースが出てしまうのです。
データ可視化を社内全体で確実に進めるには、「誰もが見たいデータを見たい形で可視化できること」が重要になります。
データ可視化の4つのメリット
ここで改めて、データ可視化により得られるメリットをまとめます。
- 意思決定の迅速化
- データ可視化により、数字を分かりやすい形に整えることで、状況の変化や異常を把握しやすくなります。意思決定に必要な情報も一目で把握できるようになり、経験や勘に頼らず、タイムリーな意思決定が可能になります。
- 業務効率化
- 注意すべきデータやチェック結果などを整理して表示することで、データを1つずつ確認する手間が不要に。「どこまで作業が完了したか」「異常はないか」といった情報をすぐに把握でき、やるべきことを効率よく進められます。
- 属人化の解消
- データ可視化により、判断基準や業務の進め方(ワークフロー)が標準化されれば、特定の社員に頼らず、誰でも対応できる体制を実現できます。
- 情報共有
- データ可視化は、情報共有も容易にします。分かりやすく整理されたデータを共有することで、状況認識のギャップをなくし、スムーズなコミュニケーションにつながります。
データ可視化に失敗しないために押さえたいポイント
必要なデータを漏らさずに、データ可視化を実現する方法として、大規模なデータウェアハウスなどを構築するのも1つの方法ですが、高額な投資が必要になります。それだけの投資をしたとしても、「これまでExcelで管理していたデータ」などを取りこぼしかねず、「現場の日常業務で必要なデータ可視化」まで視野に入れた際に、必ずしも最適解になるとは限りません。システム構築時の要件定義を進めるうちに、現場の業務から離れてしまい、結果的に日々の業務では使いづらいものが完成してしまうような事態は避けたいところです。
こういった失敗を避けるためにも、まずは自社の環境や目的をきちんと整理し、どこにあるデータをどう可視化するのかを明確化することが重要です。その上で、日々の業務に近い領域から手軽に可視化を始めることをお勧めします。
自社にあったデータ可視化を実現するツール選定
ツールを選定する際は、明確化した要件をもとに、「可視化したいデータをすべて網羅できるツール」を選びましょう。
まずは、データはクラウド環境(AWS・Azureなど)にあるのか、オンプレミスのデータベースも扱うのか、DWHは構築しているか、といった現状の確認から始まります。例えば、すべてのデータがクラウドで管理されているのであれば、そこでデータ可視化まで完結する方法もありますが、対象外になるデータが残らないかは事前に確認しましょう。
あわせて、ダッシュボードでのグラフ表示など、どういった形式で可視化したいのかも要確認です。可視化したデータをもとにExcelでレポートや帳票を作成したいというニーズも多く、対応できる機能の有無を確認するとよいでしょう。そのほかデータの規模感やコストなども含めて比較選定することをお勧めします。
また、運用負荷の観点でメリットが大きいのがSaaSですが、一般的にはデータをSaaS側に転送した上で可視化を行うため、対象とするデータが限られてしまう点が課題でした。これに対し、軽技Web Cloudはデータ転送不要で、既存のデータベース環境にアクセス・参照し、データを可視化します。運用負荷を抑えながら、あらゆるデータを可視化の対象にできる軽技Web Cloudは、データ可視化を確実に進め、定着させるためにも有力な選択肢と言えるでしょう。
クラウド型でサーバ運用不要。様々なデータを可視化できる軽技Web Cloud
ここでは、軽技Web Cloudについて詳しく紹介します。クラウド版BIツールで、少人数から手軽にデータの可視化・活用できる環境を提供します。軽技Webで提供してきた「誰もが簡単に使える操作性」を踏襲し、直感的な条件設定で欲しいデータを手軽に検索し、可視化できることが特長です。
また、検索したデータは、一覧で表示できるほか、「閾値を超えたものはアラート」「チェック結果NGだったものを赤く表示」などにも対応。さらに、Excelのテンプレートなどにデータを反映させて、ダウンロードすることも可能で、日々の業務にもそのまま活用できます。
対象となるデータは、AWS・Azureの各種データベースサービスのほか、オンプレミスのデータベースにも対応。暗号化などの処理を担うエージェントを介すことで、インターネット回線をベースにセキュアなやり取りが可能です。また、簡易的なダッシュボードを作成する「スマートビューアオプション」も提供。複数のデータを1画面にまとめて表示することもできます。
軽技Web Cloudは、「まずはクラウド型ツールで手軽にデータ可視化を始めたい」「日々の業務で使えるよう多くのデータを対象にしたい」「専門知識がなくても使える簡単さが重要」など様々なニーズに対応でき、データ可視化をスタートする第一歩としてお勧めです。
現場業務にあわせたデータ可視化の実現を
現場業務でのデータ活用を支えてきた軽技Webのクラウド版として登場した、軽技Web Cloud。操作性の高さなどの特長はそのままに、クラウド化によるサーバ運用負荷軽減、さらにはAWS・Azureとの連携など、可視化対象となるデータの幅も増やし、より使いやすい形を実現しました。
データ可視化はメリットが大きい一方、それぞれの業務で必要なデータを、求められる形で可視化できなければ、効果は限られます。各現場の業務にあわせたデータ可視化を実現するためにも、誰にとっても使いやすく、あらゆるデータを対象に柔軟な活用ができる軽技Web Cloudをお勧めします。



