オフコン生産管理システムのデータを軽技Webで公開

軽技Web

製品デモ・オートデモ

 

基幹システムに蓄積された大量のデータを、もっと自由にスピーディに社員全員が活用できないだろうか。
情報共有、データ活用が叫ばれる中、こんな要望が高まっています。しかし、多くの企業にとって、BI(ビジネスインテリジェンス)のような高額なツールを導入するわけにはいきません。そこでご紹介するのが、公開DBソリューションの「軽技Web」です。
今回は、オフコンの生産管理システムに蓄積されたデータが、軽技Webの導入によって、社員全員が業務に活用できるようになった三喜電機様の事例をご紹介します。大きな開発なしに、レガシー資産が簡単にWindows環境でも活用できるようになったケースと言えます。

Web対応の公開データベース構築で、レガシー資産の継続活用と、社員全員のデータ活用環境を実現

三喜電機では現在、営業・生産業務で必要になるすべてのデータが公開DB(データベース)から検索・活用できるようになっています。これにより業務の大幅な効率化と情報共有が実現されました。

これは、かつてはオフコンに閉じ込められていたデータが、軽技Webの導入でWindowsパソコンで簡単に利用できるようになった結果です。その導入経緯と得られた効果をご紹介します。

三喜電機株式会社プロフィール

設立 : 1954年(昭和29年)2月10日 (創業昭和18年)
資本金 : 2000万円
事業所 : 本社・工場(東京都八王子市)、第二工場(同)
事業内容 : 電力用各種保護継電器、電力系統シミュレータ、各種計測器・制御盤、移動無線用アンテナ共用器、ETC車両判別機などの製造受託
従業員数 : 106名

中心的製品の電力用継電器(リレー)
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迫られた生産管理システムのリプレースは、投資額の大きさから計画を見直し。

三喜電機の生産管理システムはオフコン上で稼働していましたが、2005年、ハードウェアのリース切れが迫り、システムのリプレースが課題となりました。この際、オープン対応にすべきと考えた同社は、各社にシステム提案を要請しましたが、その見積額は予算を大きく上回るものでした。

丹治彦氏 生産管理部 部長

「生産管理システムといっても受注から出荷までのデータを広く管理しています。総務、経理以外のすべての業務がこのシステムで動いていると言っていいでしょう。しかしオフコンシステムでは、すべての社員が即座にデータを業務に生かすことは困難でした。リプレースでこの問題の解決を求めたのです」

 

データ利用に課題があったオフコンシステム

オフコンの生産管理システムのクライアントは専用端末で使用者は限られます。従って現場では、いったん紙に出力したデータをエクセルに再入力して工程表を作成するなど、データと現場をつなぐ作業に多くの時間を費やしていました。

比留間浩氏 生産部生産課 課長

「しかし、全面リプレースの提案では投資額が大きすぎることが分かりました。そこで、なんとか従来のシステムを温存して有効活用する道がないかと考えたのです。これに応えてくれたのが富士電機ITセンター株式会社の提案だったのです」

 

レガシー資産を有効活用する提案とは

長く使ってきた生産管理システムには、10年以上の生産・出荷履歴、売上履歴などが300万件近く蓄積されていました。これは非常に大きな財産です。しかし専用端末でないとそれを見ることはできませんでした。

では、こうしたことを解決し、レガシー資産も有効活用する提案とはどんなものだったのでしょうか。

それは、リースの切れるハードのみを入れ替え、そこで従来のシステムを動かしながら、軽技Webによる公開DBを構築することで、オープン環境からもデータがすぐに誰でも手に入る仕組みをつくるというものでした。

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公開データベースの構築により、オープン対応とデータ活用の両方を実現

公開DBシステム構成

レプリケーションで公開DBと連携

三喜電機では、「軽技Web」による公開DB構築提案を高く評価し、導入を決定しました。稼働開始は2005年10月でした。

新しいシステムでは、生産管理システムの持つデータを公開用のDBでも持つようにし「軽技Web」で利用することで、オープン対応とデータ活用の両方を実現しています。

オフコンのDBとOracleの公開用DBとはデータの相互レプリケーションで連動させています。これは、工場で使用するハンディターミナルの業務アプリケーションがOracleのDBにつながっているためです。サーバに負荷をかけないよう、相互更新を5分ごとに行うデータと1日1回行うデータに分けてレプリケーションを実施しています。

コスト、導入期間にも大きなメリット

オフコンハードのリプレース、「軽技Web」とDB、PCサーバの導入を合計しても、コスト面では生産管理システムの全面リプレースに比べて格段に低く抑えることができました。導入期間から見ても、環境構築は数日で終わり、データの移行、「軽技Web」の設定、レプリケーションの設定なども、換算すれば1人月以下という短期間で終了しています。

社員のユーザ教育も3時間

生産、営業、事務の社員全員への導入教育は実データを使って行ない、3時間程度で終わっています。

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社長も自分のPCで経営判断データを収集

検索メニューも各自で作成

現在、三喜電機では「軽技Web」を社員全員が業務で使っていて、業務効率の向上に大きな成果が出ています。

イントラネットに接続すると自動的に「軽技Web」にログインでき、あらかじめ登録してある多くの検索、集計メニューをクリックすれば、業務に必要なデータを瞬時に入手できます。メニューにない検索も「軽技Web」からの条件入力で簡単に設定でき、それをまたメニューに登録して共有することができます。

「製品ごとの工程表も今は統一された形式ですぐに出せるようになりました。みんな興味を持ってくれていますし、プログラムも簡単ですから、どうやるの?と聞かれれば教えてすぐ使えるようになります」

「オフコンのDBでは検索の性能に限界があって、10年前の製品で問い合わせがきたりすると、データを探し出すのに時間がかかってイライラしたのですが、今は「軽技Web」でパッとできますね」

社長も経営判断に詳細なデータを利用

「システムのことは全然分からない」と言う三田孝子社長も、「軽技Web」は毎日利用し経営判断にも生かしています。

「1機種ごとに利益が出ているかどうかを見ていますが、多品種少量生産ですから、以前はデータを出してもらうのが大変でした。今は自分のパソコンですぐ見られるようになり、情報共有もできていますから導入は非常に良かったと思います」と三田社長は語っています。

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トレンドの分析、トレーサビリティ、アクセス管理の強化で一層のデータ活用へ

新たな事業戦略に公開DBを活かしていく

「軽技Web」の利用が軌道に載ったことで、三喜電機では今後さらにその活用をレベルアップしたいと考えています。それは、独自に管理している各種の試験データの公開DBへの取り込み、トレーサビリティ管理での蓄積データの利用、そして、活用データの精度アップといったことです。

また、過去の豊富なデータを基にトレンドの分析を行い、事業計画に生かしていく計画です。さらに、現在は基本的にすべてのデータをオープンにしていますが、今後「軽技Web」のユーザ管理機能を使ってアクセス権の階層的な管理も進めたいとしています。

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